イラーセク橋

1929年から三年かけて建築家ホフマンとメンツルによって建設された全長310m横幅21mのプラハで六番目の橋。カレル橋と比較すると、長さは半分だが、幅は、第二次世界大戦前までは市電も走っていたカレル橋の二倍以上もある。一つ上流の市電も走るパラツキー橋の、対岸のスミホフ地区の当時の再開発の結果生じた交通渋滞解消のために立案され、車専用に人造石とコンクリートで建設される。橋の上から北の下流を眺めると、三つの中州が並び、その先の丘の上に宇宙船のように浮かびあがるプラハ城の全体像を見ることができる。中州は、左岸にあるのが子供島、ここには上流へ向かう船のためのパナマ式運河がある。中央の一つ下流のレギー橋の下に伸びているのが射撃島、ここにはテニス・コートがあり、2013年には島は橋からエレヴェータでも乗り降りできるように改装された。右岸は、スロヴァンスキー島で、現代アート企画ギャラリー・マーネスや演奏会や舞踏会の会場としても使われるゾフィン宮殿があり、シーズン中はここからの手漕ぎボート、足漕ぎボートで、川鴎飛びかう川風のここちよいヴルタヴァ川に色とりどりの舟が花のように咲き競い、これら三つの中州には、それぞれ趣の異なる眺めの好いカフェ・レストランもある。
 それとなく 中州で泣かす プラハかな

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