ウンゲルト

旧市街からティーン聖母教会と石の鐘の家の間の隙間のような細い裏道を行くと、突き当たりに壁で囲われた一角があり、開かれたアーチ型のゲートを抜けると、広い中庭に出る。そこがウンゲルトという12世紀初頭に旧市街広場に商いにやって来た外国人商人から安全の保障金を取り立てていた、16世紀まで機能していた税関があった所。当時の面影が一番残っているのは両サイドの門。その頃ここには商人専用の病院や教会、プラハで一番古い1135年と記録に残る薬局もあった。現在、テラスのある初期ルネサンスのグラノフスキー・ハウスが見守る中庭には、レストラン、カフェ、アンティックッショップ、ガラス、ハーブ・ショップ、マリオネット等、お土産屋が並び、旧市街広場側アーチ手前左横の小道には市民ギャラリーや我楽多屋もあり、この中庭に入る東西のゲートは当時のままに残り、あちこちに散見されるミステリアスなモチーフが中世の雰囲気を醸し出している。
 とつくにより 運も不運も ウンゲルト

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