ツェレトナ通り

火薬塔をくぐると、旧市街の中で一番古くしかも重要な道、ツェレトナ通りが、旧市街広場にむかって伸びている。この道は、14世紀、神聖ローマ帝国皇帝にもなったボヘミア王カレル四世が定めたローヤル・ストリートで、以来プラハ城での戴冠式に臨む歴代のボヘミア王のパレードの道、王道は、ここから旧市街広場を抜け、カレル通りをくねり、カレル橋を渡り、城下のマロストランスケー広場からネルドヴァ通りを登り、プラハ城正面広場でプラハ城西門から城内の聖ヴィート大聖堂へと、街を東西へ一直線にくり抜いてつづく。通りの名前は、その役割とは裏腹に、中世の頃この通りのパン屋さんで造っていた網パンの形からだそうだ。通りには、ゴシックをベースに、ルネサンスの面影も残しながら、17世紀バロック時代に改築された華麗な建物が並び、小奇麗な商店街に混じって、黒い聖母の家、カレル大学人文学科、黒い太陽の家や、裏道へ抜ける道もこの通りからあちらこちらにひそかに延び、この通りにあるカレル大学で日本語を学んだ学生たちがつけたのだろうか、このお洒落な通りはいつしかプラハのプチプチ青山通りともいわれている。
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