ロブコヴィツ宮殿

プラハ城裏手東門手前にあるロブコヴィツ宮殿は、1541年の城下大火災後に建設され、正面外壁は当時のルネサンス期特有の搔き落し装飾も施されている。現宮殿は17世紀に建築家カルロ・ルガロがロブコヴィツ家の委託により改築し、内部には神話をモチーフにした壁画で覆われた演奏会場にもなる大宴会場もあり、各部屋は長年に渡る当家のコレクションの展示会場として公開され、コレクションには歴史的な絵画、肖像画の他、ブリューゲルの作品も数点含まれ、極めつけはベートーヴェンの後援者だったことを物語る、交響曲第三番「英雄」、第四番、第五番「運命」のサイン入り自筆譜面だ。ちなみに、プラハから北20キロ程のところにジープという標高456mの山がある。その山の裾野で昔、スラブの一部族を率いてやって来たチェフという男を中心に村づくりが始まり、その男の名、チェフからチェコという国の名になる。またその近くで、プラハを流れるヴルタヴァ川と東から流れてきたラベ川が合流し、そのラベ川がドイツに入るとエルベ川となる。その合流地点の丘の上にロブコヴィツ家所有のメェルニーク城があり、その丘の斜面には葡萄畑が広がり、お城の地下のワイン・ケラーでは、ボヘミア・ワインの北限と云われるルドミラという白ワインが作られて来た。
 チェコの富士 ジープ味ながら 飲むワイン

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