第一の中庭

フラチャンスケー広場から、両側に一対のバロック彫刻、イグナーツ・プラッツァー作・巨人の闘いの聳える城門を入ると、そこが城内第一の中庭。1769年マリア・テレジアの意向により、第二の中庭の改築も手掛けた建築家ニコロ・パカッシの指揮の下、もともと跳ね橋の掛かっていた掘を埋め立てロココ調の整然とした左右対称のエントランスとして生まれ変わる。毎日正午から約15分の軍楽隊付き衛兵交代式はこの中庭で行われる。次の第二の中庭へは、1614年建設のプラハで最初のバロックの建築物・ジョバンニ・フィリッピ建造のマティアーシュ門を抜ける。門の内部で右翼へはロココ様式の階段で大統領関係オフィスから執務室の方へ、左翼へは旧体制時代のデザインのエントランスを経て、時折演奏会や晩餐会やフォーラムの会場ともなるルネサンス期の鏡の大広間スペイン・ホールへと繋がっている。

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