聖キリルとメトディウス教会

プラハ城内の聖ヴィート大聖堂のミュシャのステンドグラスに描かれている聖キリルとメトディウスの名前を冠したこの教会は、1935年頃まではチェコスロヴァキア正教会として献堂、機能していた。1880年代にはこの教会の建物自体を都市計画の一環として解体する計画もあったが、バロック時代の高名な建築家キリアン・ディーツェンスホッファーの建造ではないかとの噂が立ち、立ち消えになったこともある。第二次世界大戦中はプラハ駐在のナチス副司令官ハイドリッヒを暗殺したレジスタンス達の隠れ家だった。1942年6月18日、居所を突き止めたゲシュタポが教会を襲いここで銃撃戦になる。七人のレジスタンスは全員撃ち殺され、今でも献花が絶えない壁に残る銃弾の跡はその時のものだ。ゲシュタポはさらに男たちの出身地リディチの村まで行き、焼き払い、村一つ潰してしまう。レジスタンスが隠れていた教会の地下室は、現在ハイドリッヒ博物館として公開されている。
 銃弾の 穴から穴へ 蟻あるき

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