黒い聖母の家

ツェレトナ通り34番地の角にあるのが、黒い聖母の家と呼ばれる、建築家ヨセフ・ゴチャールによる1912年に建てられたキュビスムの元デパート。日本では立体派と訳されるこの様式は、もともとはピカソやブラックといった画家による絵画運動であったが、チェコでは生活空間にも応用され、そのシンプルな幾何学的雰囲気は折り紙から発想され造形されたかのような連想を生む。優雅な螺旋階段かエレヴェータで上に上れば、そこはチェコ・キュビズムの絵画、家具、建築プランなどを展示する国立ギャラリーのキュビズム・ミュージアム、二階にはベランダのある百年前のキュビズム・カフェも再現され、スタヴォフスケ劇場もある果物市場側の角にはキュビズム・グッズの店もあり、そこに入ると、灰皿もコヒーカップも砂糖入れも、イアリングも椅子も箪笥もキュビズムしている。建物の名前の由来は、ツェレトナ通り側の二階角にある、ルネサンス時代の金の格子に囲われた黒いマドンナの彫刻による。
 キュビズムや カフェでの憩いも ピラミッド

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